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元・重度の睡眠障害者が眠れない恐怖や眠れない時の対処法を語る(前編)

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ちはる
眠れない女性 


どうもこんにちは。ちはるです。

実は私、一時期、重度の睡眠障害を患っていたことがあります。
その時の症状や睡眠について調べた事、医者や薬の事など、当時を振り返って
睡眠障害に関するいろいろな情報を、今回はまとめておきたいと思います。

だいぶ長くなってしまうと思うので、前編と後編に分けて書きますが
興味のある方はよかったらお付き合いください。



子供の頃から寝つきが悪かった              
元気がない子供 

思い返せば私、子供の頃から寝つきが悪かったです。
小学生のころ、林間学校や修学旅行といった行事で、旅館やホテルに泊まる事が
あったのですが、寝る時間になってもなかなか寝付けず、周りの友達がみんな
寝てしまい、1人ポツンと取り残されて退屈な思いをしたことを、今でもはっきり
と覚えています。

年齢が上がるにつれて、友達の家に泊まりに行ったり、友達や彼と旅行に行ったり
する機会が増えたのですが、正直なところ、あまり楽しめたことがありません。

なぜなら、夜眠れないから。(>_<)

自分の部屋でさえなかなか寝付けない私は、場所が変わるとなおさら寝つきが悪く
なってしまい、一睡もできない、もしくは2時間くらいしか寝ていない、といった
状態になることがほとんどでした。

しかも、旅行などの予定があるとそれがプレッシャーになるのか、旅行前夜も
寝つけなくなってしまい、一睡もできないまま出かけなくてはならないことも
たびたびありました。

旅行前日からこんな感じで、旅行先でも寝られないため、寝不足による頭痛や
倦怠感などでフラフラしてしまい、旅行を楽しめるようなコンディションではなく
なってしまうのです、

ひどい寝不足の状態では、綺麗な景色を見て感動したり、美味しいものを食べて
しゃいだりするような、心の余裕や元気がなくなってしまい、友達や彼の話に
愛想笑いをするのが精いっぱい、といった状態になってしまいます。
ぶっちゃけ、愛想笑いすらシンドイ時も多々ありました。


ある時、睡眠導入剤の存在を知る             
いいこと思いついた! 

速やかに眠りに入るために、アロマを炊いてみたり寝具を見直したりアイマスクや
耳栓をしてみたり、寝る前にちょっとお酒を飲んでみたりと、私なりにいろいろと
試行錯誤はしてみたのですが、残念ながらどれもさほど効果を感じることはできま
せんでした。

それどころか年齢を重ねるにつれてじわりじわりと睡眠障害はひどくなっていき
ひどい時には一睡もできないまま、仕事に行かなければならない日もあったほど
す。

「2日くらいなら寝なくても平気だよ!」って人もたまーにいらっしゃるのですが
私は1日でも寝ないとひどい頭痛におそわれるので、仕事に支障をきたさないため
にも睡眠時間をなんとか確保したいと思い、ネットで『眠れない 寝つきをよくす
る方法などのワードを入れて、検索してみたりもしました。

すると、けっこういるんですよね。
私と同じように、眠れなくて苦しんでいる人達が。

そんな同じ苦しみを抱える方々のブログを読んでいるうちに、『睡眠導入剤』
いうものの存在を知りました。

「睡眠サプリなどに比べて効果を実感できる。グッスリと眠れるようになった。」
という書き込みを読んで「これだぁー!」と思った私は、職場の人達に睡眠導入剤
を処方してくれる病院を知らないかと、尋ねてみました。

そして「軽めの導入剤なら内科でも出してくれるけど、できれば心療内科や精神科
へ行ったほうがいいと思うよぉー。」と、教えてもらいました。

私はさっそく最寄りの心療内科やメンタルクリニックなどへ電話をかけたのです
が、最初にかけた所では「今患者さんがいっぱいなので新規の方の受付はできま
せん。」と言われてしまいました。
仕方なく第2候補の病院へかけると、1週間後に予約をとることができました。

病院へ行き事情を話すと、「仕事に支障がでるほど眠れないなら薬を飲んで眠っ
たほうがいいでしょうね。」と言われ、あっさりと睡眠導入剤を処方してもらうこ
とができました。

この先生、一応眠りやすくするためのアドバイス的なものもしてくれたのですが、
ネットで検索すれば出てくる程度の情報ばかりで、「そんなのもうとっくに試しま
したけど・・・。」って感じのことしか言ってこなかったので、医者としての知識
はかなり低レベルだなと、失礼ながら感じました。
そして更に失礼ながら、喋り方もなんだか頭悪そうな感じでした。

心療内科やメンタルクリニックなどは、それなりに流行っているところだと初診の
予約が取れるのは2~3ヶ月先というのが常識なのだそうですが、ここのクリニック
は一週間後に予約が取れてしまったわけです・・・。
そういった事からも察するに、やっぱり人気がない先生なんだなぁ~と感じまし
たし、実際に診察を受けてみて、人気がないのも納得って感じでしたね。(-_-;)

それでもまぁ~、目的だった睡眠導入剤は手に入れることができたので、ひとまず
安堵はしましたけどね。


睡眠導入剤、効果てきめん                
薬 

睡眠導入剤、本当に効果がありました。
ドラッグストアなどで買える睡眠サプリの効果はまったく実感できなかった私です
が、このお薬は、ちゃんと効果を実感することができたのです!

私が処方してもらったお薬は『マイスリー』というもので、睡眠導入剤の中では
かなりポピュラーで一般的なものらしいです。

これを飲むようになってからは、何時間も寝付けない状態が続くということはなく
なり、人並に睡眠が取れるようになってきました。

快適に生活できるようになった反面、薬への依存度が徐々に高くなってしまったの
ですが、「マイスリーは別に強い薬ではないから飲み続けても支障はないですよ」
との医師の言葉に甘えて、毎日ではないものの、薬に頼る頻度は増えていったよう
に思います。

それでも普通に眠気がくることもあったので、薬に頼っていることに対してさほど
危機感を感じることはありませんでした。


あれ?? 全く眠くならないんだけど・・・         
うなだれる女性 

マイスリーを飲むようになってからある程度睡眠を取ることができるようになった
私でしたが、そんな私が、ある時から、じわりじわりと不眠地獄へと落ちていくこ
とになるのです。

私の不眠地獄へのきっかけは、端的に言うとストレスだったと思います。

ある時期の私は、公私ともにかなりのストレスを抱えていて、常に心配やイライラ
隣り合わせの状態でした。

そんな状態に陥り始めたころ、マイスリーを飲んだにも関わらず、寝つきが悪かっ
たり、眠っても2~3時間ほどで目が覚めてしまい、そこから全く寝付けなくなる、
といった症状が、徐々に出始めていました。

そこで私は、飲む量を勝手に増やしてなんとか睡眠時間を確保していました。
もちろん、規定の量を超えて飲むことはしてはいけない事だとわかってはいま
したが、それでも睡眠を確保したい一心で、やってしまいました。
(マイスリーの1日の上限は10ミリですが、私は15ミリ飲んでしまっていました)

そんな状態が続いて1ヶ月ほどたったころだったでしょうか。
「そういえば私、近ごろ全く眠気を感じることがないな。」
ということに気づくのです。

なんとその頃の私は、自発的に眠くなるということが全くなくなっていたのです。

導入剤を飲んでなんとか眠りにつくことができても、眠っていられるのはせいぜい
2時間ほどで、2時間もするとパチっ!と目が覚めてしまい、眠気が残っていること
も全くありませんでした。

普段の私なら、目覚ましの音でなんとか起きても眠気が残っていて「あと10分
だけ寝よう!」って感じで2度寝してしまうこともちょいちょいあったのに。
それなのに当時の私は、そういった起き抜けの眠気が残る感覚さえも、なくなって
しまっていました。

そんな状態に危機感を感じた私は、「全く眠くなることがなくなってしまった。
薬を飲んでもせいぜい2時間くらいしか眠ることができない。そのせいで体調も
悪いしなんとかしてください!」と、悲痛な思いを医師に訴えました。

すると医師は、「新たな睡眠導入剤と眠りを持続させるための薬をプラスしましょ
う。」と言い、新たな薬が2種類追加されました。

けれど追加された薬を飲んでも眠っていられる時間がのびることはなく、さらに
不安は募っていきました。

次の診察の時にはもう、不安や危機感で心が押しつぶされそうになっていたので
涙ながらに辛い気持ちを医師に訴えたのですが、その医師は親身になって受け止め
てくれるている感じではありませんでした。
「そんなに心配しなくても大丈夫・大丈夫!眠れなくて死ぬことなんてないから!
10日ぐらい眠らなくても平気だった人もいるんですよ!!」と、笑いながら
言ってきました。

そして「ちょっと精神状態が悪くなっちゃってるみたいだから、精神安定剤も
出しておきますね。」と、デパスと新たな睡眠薬も処方されました。

デパスというのはわりと有名な精神安定剤で、不安や緊張をやわらげる効果や
眠りを誘発する効果もあります。

デパスとロゼレムとマイスリーと新しくだされた薬(名前忘れた)の4種類を飲んで
それでも長くてせいぜい3時間ほどしか眠っていられませんでしたが、それでも
デパスを飲むと寝付くまでにかかる時間が少しだけ短縮されるような感覚は感じ
ました。


ただ、涙を流して不安や辛さを訴えている患者に対して、ヘラヘラ笑いながら
「10日寝なくてもその人死んでないからぁ~。」と言ってくる医師の態度を
見て、「やっぱりこの先生はダメだな。」と確信した私は、新しい病院をネット
探し始めました。

病院の口コミサイトやホームページなどを見て、不眠治療に力を入れていそうな
病院を3つ見つけて、予約の電話をかけていきました。

ですがやはり、評判の良い精神科や心療内科はどこも2~3ヶ月待ちは当たり前のよ
うで、3つの病院に予約を入れたものの、1番早いところでも2カ月先という状況でし
た。そんな状況だったので、もうあの病院へは行きたくなかったのですが、
次の病院へ行くまでのつなぎということで、仕方なく通っていました。

そんなある日の診察日のこと。
「ロゼレムはまったく効果を実感できないのでもうやめたいです。代わりにデパス
の処方量を増やしてほしいです。デパスを一緒に飲んだ時の方が眠れている感があ
ります。」と伝えました。

すると医師は「デパスは睡眠薬じゃないから眠るために使うのは間違っている。」
と言ってきました。

そこで私が「でも薬剤師の方もデパスには眠りを誘発する効果があると言ってまし
たよ。ネットにも似たようなことが書いてありましたし。」と反論をすると
「それならその薬剤師かネットにでも診察してもらったらいいでしょ。」と
少々キレ気味に言ってきました。

このような言い方をされてしまい、怖かったしとても悲しかったです。
私なりに少しでも眠りの時間を確保したくて必死なのに、こんな言い方するなんて
医者以前の問題として、人としての配慮がなさすぎるなと、心底この医師に失望
しました。

「もうこんなヤツにお金と時間を使うのはゴメンだ!!!」

そう思った私は、その日処方された薬がなくなると、以前にかかったことのある
内科へ行き、これまでの事と成り行きを説明しました。

そして「もう2度とあの病院へは行きたくないので、予約した病院の診察日まで
の薬を処方してくれませんか。」と頼みました。
するとそこの先生はお薬手帳を見て、同じ薬の処方箋を快くだしてくれました。

おまけに、「精神科や心療内科はとにかく相性が大事だから、もし自分で探した
ところがダメだった時のためにいろいろな所に予約を入れておいた方がいいよ。
どこも2~3か月待ちは当たり前だからね。」と、心療内科や精神科の病院をリスト
アップしたコピーを渡してくれました。


新しい病院はアタリだったらしい!            
問診 

内科で処方してくれた薬を飲みながら、どうにかこうにか新しい病院の診察日を
迎えることができました。

すでにその時、まともに眠れなくなってから4ヶ月が経過していました。
4か月の間まともに睡眠を取ることができなかった私は、心身ともに弱り果てて
いました。

頭痛や腹痛や耳鳴りなどは毎日のようにありましたし、生理も止まりました。
眠らないと新陳代謝も鈍るようで、当時の私は髪の毛やツメが伸びるのがメチャ
メチャ遅かったです。

様々な事に対して意欲がかなり低下していて、体も思うように動かないし、何もか
もが面倒くさいと思うようになり、なんかもう生きてるんだか死んでるんだかわか
らないような状態でした。

そんな状態で新しい病院へ行き、この4ヶ月間まともに眠れなくて心身ともに限界
だということを、私なりに必死で伝えました。

泣きながらあれもこれもと堰を切ったように話していた私の話は、たぶん支離滅裂
なところも多々あったと思います。

そんな私の話をひとつひとつゆっくりと整理するように、ここの先生は確認して
いってくれました。そして「まずは眠りを確保すること。頭痛をやわらげること。
そこから始めていきましょう。」と言い、以前の病院で出されていた薬とは違うも
のを処方されました。

ここの先生は、抗うつ薬の副作用を利用して眠気を誘発する方法を提案してきた
のです。

抗うつ薬は『三環系抗うつ薬』『四環系抗うつ薬』『SSRI』『SNRI』『NaSSA』
などの種類に分かれていて、中でも三環系抗うつ薬は副作用が強いのだそうです。

その三環系抗うつ薬の中から眠気の副作用が強く鎮静効果が強い物をチョイス
すれば、眠気を誘発することと頭痛を鎮めることができるのではないかと
考えてくれたようです。

ちなみに三環系抗うつ薬は、1950年代に登場した最も歴史の古い抗うつ薬で、
第一世代の抗うつ薬と呼ばれています。その化学構造式に3つの環があること
からこの名前がついているのだそうです。

そしてこの先生のチョイスが見事にヒットしまして、その薬を飲むようになって
から、みるみるうちに眠ることができるようになったのです!


『精神科や心療内科は相性が大事!』だと言っていた内科の先生の言葉を、この時
ひしひしと痛感しました。
数ある抗うつ薬の中から私に合う薬を1発で処方してくれたわけですから!

もしまた効果のない薬を処方されて更に不眠地獄が長引いていたとしたら、私は
一体どうなっていたことか・・・・・。

当時はネットで眠れないことに関しての記事を読み漁っていたのですが『睡眠時間
が2~3時間しかとれていない人は突然死のリスクが何倍にも上がる。』とか
そういった類の記事を読んでは、震えていました。
人生で始めて、死というものを意識しました。

今こうして元気に生活できていることが、本当にありがたいです。
あの病院を選んで予約して、本当によかった。

こちらの先生には、心から感謝しています。
本当にありがとうございました!!!


睡眠お役立ちグッズ                   

これスゴイですよ!
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たい方には特にお勧めです。

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このシリーズの音楽はメチャメチャいいですよ!
聴いているととても心が和んで、本当に自律神経が整っている気がします。
私は眠る時、静かすぎると静寂がちょっと気になってしまうこともあるので、
いつもこれを小さな音量でかけています。
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聞いてみてください!!





甘すぎない爽やかな香りが大好きです!
この香につつまれると心地よい気分になるので、質の良い眠りをサポートして
くれている気がします。





今回は、このブログ初の前後編の2部作にしました。
1度にたくさん書くと疲れてしまうので・・・。(笑)

後編では、睡眠を上手にとる工夫や睡眠薬のことや、よい医師の見つけ方について
などを書いていきたいと思います。
よかったら後編もお付き合いくださいませ。

そんな感じで。

後編へつづく。



     


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